スカラブと聞いて、パワーボートを思い浮かべる方は多いでしょう。
すでにスカラブの歴史をご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
最近のボートショーに参加して感じたことがあります。
それは、スカラブが一部のコアなボートユーザーには非常に有名である一方で、
日本ではまだその名が広く知られていないということです。
そこで今回は、スカラブについての理解を深めていただくために、
ブランドの歴史とその名声の背景を紹介したいと思います。
以下の内容は、1986年にForbes(フォーブズ)マガジンに掲載されたEllen Benoit氏の記事を基にしています。
スカラブの誕生
スカラブの原点は、1980年代に誕生したパワーボートにあります。
特に注目すべきは、38 Scarab KVというモデルで、440馬力のエンジンを搭載したハイパフォーマンスボートです。
このボートは、当時130,000ドル(約3,000万円)という高額で販売されていましたが、簡単には売れませんでした。
そこで、プロモーション戦略として、ある人気テレビドラマへのボート提供を持ちかけました。
マイアミバイスとのコラボレーション
スカラブがボートを提供したのは、当時大人気だったドラマ
「マイアミバイス」を制作していたMichael Mann Productionsです。
スカラブは、人気ドラマの撮影において、主人公が運転するボートを自社のパワーボートにするよう依頼しました。
この提案が、スカラブの名声を一気に高めるきっかけとなったのです。
「マイアミバイス」といえば、1984年から1989年までアメリカで放送された大ヒット刑事ドラマです。
このドラマの中で、主人公が犯人を追いかける際に登場したのが、スカラブの38 Scarab KVです。
このボートは、数多くのシーンで活躍し、瞬く間にアメリカで最も人気のあるパワーボートとなりました。
この成功を受けて、スカラブはさまざまなパワーボートを市場に投入し、さらなる成長を遂げました。
ドラマには、フェラーリなどのスーパーカーも多く登場しており、主人公は陸上ではフェラーリ、海ではスカラブを運転しています。
このことから、アメリカではフェラーリがスポーツカーの最高峰とされる一方で、スカラブもパワーボートの頂点としての地位を確立しました。
ここまでがスカラブの歴史の紹介です。
そして、スカラブはパワーボートのノウハウを活かし、新たに市場に投入したのがジェットボートです。
これにより、さらなる革新と人気を追求しています。
スカラブの伝統を引き継いだパフォーマンスと、時代の最先端を行くデザインが融合したジェットボートは、
アメリカで爆発的な人気を誇っています。
もしジェットボートの購入を検討されているのであれば、
ぜひスカラブのジェットボートを最終決定の前にご覧ください。
自信を持ってお勧めできる一艇です!